山嶺「12月号」

 会費納入法は毎月山嶺誌上「継続会費納入のご案内」でお知らせしておりますが、もう一度おさらいを致します。

① 管理上履歴が残る、ゆうちょ銀行利用がベスト。事務局員又は幹事(幹事➡事務局員)の手を煩わすのは止めましょう。

② 電信振替が送料無料。ゆうちょ銀行の口座から東京野歩路会の口座に送金する、ATM利用で送料無料。会員番号も記載出来、自分の通帳に
 も東京野歩路会と印字されます。

③ 通常払込み。山嶺に同封される払込取扱票をATMに挿入し、送金する法で手数料80円。

④ 窓口、ATMからの送金は②の電信振替以外手数料発生致します。
 手数料を自分で払わず、送金する会員が見受けられます。払込取扱票に記載されておりますよう、ご自分でお支払いください。是非ご理解ご協力の
 程お願い申し上げます。

申年も師走を迎え今年を振り返り、来年の山行に思いはせる時期になりました。また冬山シーズンに入ります、安全で楽しい登山を実践し、お正月を迎えましょう。

 

山嶺「11月号」

33年前単独か職場の同僚と私は山を登っていた。一皮むけステップアップ目指し、東京野歩路会に入会しました。当時ツアー登山は海外登山が、主体だったと記憶しております。その後旅行会社主催の百名山ツアー登山が盛況を極め、最近ではネット内の登山グループなどの山行形態がみられるようになり、旅行会社も苦戦を強いられております。

登山山行形態が多様化され、更に入会者の考えも変わり、「氏名」の山嶺での記載を疑問視する、会員が出てきております。東京野歩

路会は規約に記載されておりますように「会員相互の親睦を深めること」が当会の主目的です。皆様のご意見を頂戴しつつも、氏名の

記載は従来通り進めてまいります。会での楽しみは山友ができ、山行で達成感を共有し、楽しみが膨らむことです。山嶺に掲載された氏

名を見て、あの人お元気に活動なさっているなとホット致します。今度ご一緒したいなと、夢は膨らみます。そういう思いが、94年の

長きに渡り、当会が活動出来た所以であると確信しております。

山嶺「10月号」

  普段あまり台風に縁遠いと思われていた、岩手県、北海道地方に続けざま台風に襲われました。特に台風10号は甚大な被害をもとらし、山行中お世話になった町名が出るたびに胸が痛みました。被害に合われた皆様の一刻も早い復旧をお祈り申し上げます。

 毎年のように異常気象と言われておりますが、今年の夏は太平洋高気圧が日本の東と西に居座り、東日本が台風の通り道になった模様ようです。計画された例会、個人山行の中止を余儀された方は多いと思われます。最新の気象予報を確認して、安全、安心の楽しい登山を実践していただきますようお願い申し上げます。

 夏季集中山行は9月3、4日那須にて開催されました。3日は予報が外れ快晴、当日Eコースに参加した私は、ロープウエー山麓駅から峰の茶屋経由で茶臼岳登頂。素晴らしい眺望とリンドウ、アキノキリンソウなどの花を満喫致しました。ホテルには会員が続々集合、145名の笑顔に接することが出来ました。これからも親しむ会、春夏の集中山行等、多くの会員参加で盛り立てていきましょう。

山嶺「9月号」

 7月28日夜行発で29日折立から太郎兵衛平に入山。先ず太郎平小屋で五十嶋社長に入山の挨拶を済ませる。昭和58年6月東京野歩路会寄贈の半鐘にタッチ。この半鐘は大先輩の故三浦敏夫氏などが発起人になり、剱沢小屋等に寄贈した。現在も各小屋玄関前に吊るされ登山客に愛されております。機会ございましたら是非、先人のお気持ちに接していただきたいと思います。

 入山2日目薬師沢小屋から雲の平~高天原温泉を目指す。高天原温泉は実に遠かった。山荘手前の高天原峠から少し下って行くと、硫黄の香をプンプンさせ登ってくる若者とすれ違う。早く硫黄泉に飛び込みたい気持ちが高まる。昨年改築なった、高天原山荘に荷を解き、急ぎ温泉に向かう。温泉沢手前に湯船一つ、渡って左はぐる.っと囲いがある美人の湯。右は脱衣所だけが囲まれた、からまつの湯。入っていると雨が降りだす。黒いホースから湯の花状態の硫黄泉が、ドウドウと音を立て溢れ出ている。湯の花が体にまとわり、しみこんでくるかのようだ。至福の時間はあっという間に終わった。

山嶺「8月号」

7月6日の役員会を欠席して、2~10日スロベニアにハイキングに出かけた。
7月2日今年は賛助会員のフェロートラベル社に企画を依頼し、神崎氏の添乗を得て、参加者15名成田空港からオーストリア航空でウイーン空港へ入

 る。国内便に乗換出発が、雷雨で遅れたが、クラーゲルフルト空港から、陸路1時間で国境超え、スロベニアのブレッドに深夜到着。
3日はあいにくの雨。午後も止まず、ブレッド湖は雨の中手漕ぎボートに乗船、ベテラン船頭さんの華麗なオールさばきに歓声、ブレッド島の教会を観

  光した。
4日からは晴天続き、行程を順調に消化した。
5日の往復8時間のMt.クルンは日本と違い蒸し暑くないが、森林限界上でカンカン照りで、体力消耗。しかし一面のお花畑に元気づけられた。
休養日の6日はホテル近くの散策とジャンプ場「プラニツァ」見学、高梨沙羅チャンが夏合宿中、小屋に入る所を声掛けした。まつ毛長く可愛いお顔

  は、少し戸惑っていた様子、世界最高の施設、プラニツァでトレーニングに励んでおりますと、コメント頂戴した。

山嶺「7月号」

  5月はいつにもまして忙しく過ぎた。昔の夏山相談会は、名称が「山小屋サミット」に変わり、賛助会員の石井スポーツさんが開催しております。20日午後渋谷の開催場所に出向き、昔からお世話になっておるオーナーに挨拶する。世代交代が少しずつ進んでおりました。またグレートトラバースの
田中陽希君も会場に見え、女性陣に囲まれておりました。
 31日は元代表、三木慶介さんのお別れ会。会長を務められていた、全日本写真協会が開催致しました。菊の花を献花し、宮本宏明理事長、井上の挨拶のあと献杯と進み、多くの写真愛好家、当会会員と2時間、三木さんを偲び最後のお別れをさせていただきました。
閉会後東京野歩路会で写真撮影致しました。写真希望者は事務所まで、返信用封筒入れ申し込みください。
 法人化の取り組み。5月18日部長会開催、NPO法人申請を進めると意思決定を致しました。その後定款(案)を審議、作成。6月1日役員会開催、定款と設立趣旨書説明し、部長会に一任されました。

山嶺「6月号」

 先月開催された今年度総会、多くの会員諸氏の出席を頂き、ありがとうございました。懸案の法人化は満場一致で承認され、正式に発足の準備を始めました。
 先月28日雨の後、気圧配置は西高東低、東京地方は北西の強風が吹き荒れました。小生1日は都留市駅からバスに乗車し、道坂隧道から今倉山、二十六夜山を例会で歩いて来ました。気温は上がり、春霞で富士山はぼんやり望める程度のお天気でした。その頃北アルプスでは遭難事故が発生していた模様です。いつも言われる、想定外の気象変化。気象変化に想定外はあるでしょうか、この時期麓は初夏、山は冬そのものです。天気予報をチェックし、山に登ってもらいたいものです。しっかりしたリーダーの下、この時期の北アルプスを楽しんでもらいたいと思います。また残雪を絡まない、事故のニュースも入っておりました。読図と完全な装備が最低限必要です。コンパス使えない、地図読めないでは、楽しい山登りは出来ません。自信なければ登山教室、例会で積極的に勉強し、対応しようでは有りませんか。

山嶺「5月号」

 東京野歩路会の山行年表によると、昭和4年1月箱根集中と記載されており、集中山行を開催された最初だと思います。このように歴史ある集中山行は東京野歩路会の最大行事でございます。
 4月10日巾着田の河原は、しっかり咲いていた桜の下、集合写真の撮影で集中山行の集会をスタートした。最近入会者の自己紹介、事務局員、役員紹介と続き132名の皆様が一堂に会し旧交を温めました。
 私は、今年度総会は4月27日開催する内容を説明致しました。昨年度発足したOB幹事の報告。今年度は5名の役員就任が予定され、現在の任意団体の東京野歩路会から法人化へ移行する取り組みなどを報告。これらの詳細説明は総会でおこないますと、御出席をお願い申し上げました。
 当日小生は、竹下幹事のDコースに参加した。八高線毛呂駅から鎌北湖に向かう道すがら、散り始めた桜に数々の花モモ、カイドウのピンク、黄色のヤマブキ、芽吹きの山々とニリンソウ、桃源郷そのものだ。湖畔の桜の下では、丁度釣り人がへなぶな、の大物を釣り上げていた。

山嶺「4月号」

 2月スキーの祭典が磐梯山の麓、民宿「やまき屋」で開催致しました。スキー例会部の伊奈部長、大野副部長のご尽力と、賛同いただいた役員諸氏、多くの会員が熱き思いで集合していただきました。
 記録的な小雪な冬、そして毎週末に接近する低気圧、なんと今週も接近、土曜日は午後から雨。日曜日朝雨、その後も目まぐるしく変わる天候。山スキー班は天候の急変と雪不足で、当初の計画が履行が出来なかったのでは。私のテレマーク班は土、月曜日はゲレンデでトレーニングつみました。日曜日自由行動になった山スキー班2名と、裏磐梯にドライブに向かった。檜原湖にはワカサギ釣りのテントも設営され、久しぶりに挨拶に訪れた「森川荘」の小椋氏は、例年1m以上の氷結が今年は半分位と話していた。
 最終日に行われたバッジテスト、参加者全員合格、おめでとうございました。 スキーを愛する会員の皆様、来年以降もスキーの祭典、開催致します。たくさんの参加で盛り上げていきましょう。

山嶺「3月号」

 暗いニュースが続く日本に、1月大相撲で琴奨菊関が初優勝、10年ぶりの日本出身力士の快挙で日本中が歓喜に包まれました。その後サッカー、U―23が韓国戦を制してのアジア優勝。福士加代子さんのマラソン優勝と、嬉しいニュースが続きました。中でも琴奨菊関の「自分の力を信用して」自信
を持って、相撲が出来たとのコメントが印象に残りました。弱い大関が一転し大活躍の陰には、並々ならぬ精進が有られたのでしょう。前師匠の故旧琴桜関同様に、横綱を張っていただきたいもので、今後の活躍が非常に楽しみになりました。
 長丁場の例会で、自信なさげに歩いているメンバーに「自分の足を信用して歩きましょう」と、私はいつも励ましの、声掛けをしております。すると皆さん元気をとり戻し、歩き通すことができますね。普段の精進に裏付けられた足を信用しましょう。南の方で雪が降り、新潟県湯沢町では記録的な小雪が続く今年、暦の上では既に春。今年もお花を愛でる季節がやってきます。お足もとに気をつけて一歩一歩、歩を進めて行こうではありませんか。

山嶺「2月号」

 12月の役員会でマイナンバー制度を活用して、より良い会運営を目指す方向付けが決議されました。

 平成28年から「社会保障・税・災害対策」の3分野で導入され、法令に規定された範囲で、第3者の個人番号(マイナンバー)や法人番号も取り扱うことになります、と国税当局は案内しております。

 東京野歩路会の会運営は、任意団体故、制約の中での活動を強いられております。

①事務所の賃貸契約は東京野歩路会で出来ず。現在契約者は前庶務部長、保証人は代表です。

②金融機関の口座開設と代表変更手続きは、代表出向き、会規約と代表の身分証明書提示で初めて可能になります。

③その他目に見えない無限責任。

以上の問題点をクリアするのには、法人化がベストとの結論に達しました。マイナンバー制度がマスコミ上を毎日のように賑わしております。国民の懐を覗く制度ですが、抵抗

しても会運営は前に進みません。会員の皆様、くれぐれもマイナンバーの取り扱いには、ご注意いただきますようお願い申し上げます。

山嶺「1月号」

平成28年 謹賀新年

 安全で楽しい登山のために、会員・役員協力のもと、本年も楽しい例会を催行して行きましょう。

 今年は「わずらいがサル」といわれる申年。次から次へと地球規模の怖い事件が勃発しております。ハイキングとスキ―で外出する機会が多い、我々にとって今年こそ「わずらいがさり」平和な世界がやって来て、日本は勿論、海外も安心して出かけられる、世の中になってもらいたいと思います。今年は久しぶりに海外ハイキングの例会を検討中です、行程が固まりしだいご案内いたします。

 昨年長らく幹事を務められた内野光男氏、野田尚氏が亡くられました。会員においても亡くなられた方がおられます。寂しい1年になりました。両氏とも健康には十分注意なさっていたと聞いております。その分患いは短かったようです。

  暖冬情報が気象庁から出ておりますが、寒さはこれからが本番です。皆様健康管理、特に家の中での転倒、お風呂でのヒートショック等の発生をよく耳にします。事故が無く、楽しい例会参加を沢山お願申し上げます。